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県庁楠並木通りの初夏

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 宮崎県庁前の通りは「県庁楠並木通り」と呼ばれ、季候の良い昼休みには県庁職員に緑陰を与え、ときには県内各地から物産品を格安販売するテントが立ち並ぶなど、市民の憩いの場になっています。 「日本の並木100選」の一つとして知られるこの並木が、現在のような姿に植えられたのは戦後のことです。
 「広報みやざき(1983年10月)」によると、1933(昭和8)年に道路が拡張されて以降1948年まで、通りの北側にはクスノキがなかったようです。 その間、通りを挟んで県庁の向かい側にあった旧公会堂(現県庁南庭園=下の写真左手奥)の前に密植されていたそうです。

 1948年に戦後復興事業として街路整備が実施され、このとき公会堂前から1本おきに間引きして、橘通方向に延長すると同時に、通り北側にも移植しました。 不足した6本は、県立宮崎病院敷地から運んだとのことです。 学生アルバイト15人を雇い、特製の大八車で運び、1本の移植に2〜3日かかったとされています。
 現在は、通りの南と北にそれぞれ14本ずつ並んでいますが、北側の橘通寄りの1本は地下のガス漏れ、シロアリの被害で枯れ、今あるのは三代目です。 また、1962年に県庁新館の落成を記念して2本が追加植樹され、現在の形になっています。

 このページでは、県庁楠並木と県庁本館前の庭園、そして南庭園に生きる植物を紹介します。

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県庁楠並木の幹周(単位:cm,2002年12月測定,いずれも東から)
南筋 275 276 333 266 322 168 281 290 320 202 367 232 176 262
北筋 304 259 222 257 195 318 188 282 249 310 218 244 165 293
右〔県庁正面玄関〕
 楠並木通の南側から見た県庁本館。総石造りで、1932(昭和7)年に完成しました。正面には南国宮崎を象徴する県の木フェニックスが3本陣取っています。
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 1871年の廃藩置県の後、宮崎には美々津県と都城県が置かれました。73年に両県を廃し宮崎県となりますが、76年には鹿児島県に併合されます。
 分県運動の成果が実って宮崎県が再置されたのは83年のことでした。
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左〔通り北側歩道〕
 一時期樹勢が衰えたため、歩道を掘り起こして土を入れ替え、透水性の舗装に替えました。

右〔通りの名称を示す石柱〕
 通りの両端には、このような石柱が立てられています。
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左〔県庁庭園のアコウ〕
 県庁本館前の庭に入ると、こんなアコウが3本あります。アコウお得意の「取り付き」ができる木がないので、育ち方も様々です。
 ちなみに手前のアコウは、幹周427cm,樹高14mでした。
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左〔アコウの実〕
 歩道から見上げると、枝に実が付いています。

右〔アコウの実近景〕
 樹下には落果が地面を覆っています。よく見ると、クワ科イチジク属の仲間であることが分かります。
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左右〔サボテン〕
 本館前には、サボテンの一種ガンセキチュウ(岩石柱)の庭があり、初夏から右のような花を咲かせます。その他、リュウゼツラン(竜舌蘭)なども植えられていて、南国らしさを醸しています。
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右〔県庁南庭園〕
 県庁の南にあるから「南庭園」。さほど大きな庭園ではありませんが、池もあり、なついた鯉が泳ぎ回っています。
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 写真右奥に見えるのが巨樹100選の一つ「橘通のヤマモモ」です。
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「橘通のヤマモモ」
ヤマモモ科ヤマモモ

幹周:226(計416)cm
樹高:11m

宮崎市の巨樹・巨木のページでも紹介しています。
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左〔ヤマモモの実〕
 ヤマモモの木の下一面に赤い実が散らばっています。

右〔ヤマモモの実〕近景
 赤く熟れた実は甘く、焼酎に漬け込んでも美味いんです。
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左〔サルスベリ〕
 南庭園には、こんな貫禄のある樹もあります。

右〔ハマユウ〕
 県の花です。涼やかな感じでしょう。
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