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西諸県地方の巨樹・古木

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 西諸県地方は、小林市,えびの市,高原町,野尻町,そして須木村の2市2町1村で構成される県西部の地域です(2005年現在)。 古くは、鹿児島藩や人吉藩に接する重要拠点で、戦国時代には日向国を席巻する伊東氏と鹿児島島津氏との間で死闘が繰り広げられた地域でもあります。 そのような歴史背景もあって、数少ないものの、いわく付きの巨樹が分布しています。
 霧島六所権現(夷守:小林市,霧島東:高原町,東霧島:高崎町,西霧島=霧島神宮:鹿児島県,狭野:高原町)の元宮とも称される「霧島岑神社のイチイガシ」、鹿児島島津氏との関わりが深い「飯野のイチョウ」、西南戦争の折に焼かれてなお生き続ける「飯野のイチョウ」と「荒神堂のタブ」、島津氏が文禄の役(1592)の先勝祈願に植えたとされる「狭野の杉並木」など、人・歴史との関わりが深かったことが分かります。
 近年になって、狭野の杉並木のうち、最大の巨樹が枯れたり、小林市二原にあった「二原のエノキ」が失われるなど、巨樹たちの生息環境も厳しくなっています。 やはり、これも人との関わりが薄れている証なのでしょうか。

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岩戸神社のタブノキ
樹種:クスノキ科タブノキ
所在:小林市堤・岩瀬
幹周:540cm 樹高:7m
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小林市と高原町の巨樹は、ここに掲載したほか「ひなもり台県民ふれあいの森」とその周辺にもあります。
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霧島岑神社のカシ
樹種:ブナ科イチイガシ
所在:小林市細野・
     夷守(ひなもり)
幹周:@627cm 28m
   A435cm 27m
   B485cm 27m
※ 写真は手前からB,Aで、@は写真奥の鳥居左手
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左〔平松のイチイガシ
樹種:ブナ科イチイガシ
所在:えびの市東長江浦
幹周:446cm 樹高:30m
指定:市特天

右〔飯野のイチョウ
下記
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右〔荒神堂のタブ
樹種:クスノキ科タブノキ
所在:えびの市向江・京町
幹周:610cm 樹高:9m
指定:市天
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飯野のイチョウ
樹種:イチョウ科イチョウ
所在:えびの市原田・本市
幹周:650cm 樹高:18m
指定:県天,県巨樹100選
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 イチョウが根元に抱く石碑は、天正10(1582)年に8歳の長男鶴寿丸を亡くした後の鹿児島藩主島津義弘が供養のために建立したと伝えられています。
 明治初期の西南戦争では、人吉から宮崎に転戦する西郷軍と、これを追う官軍との戦火に遭い、幹の空洞に当時焼かれた跡が残るといいます。
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左〔狭野のイチョウ
樹種:イチョウ科イチョウ
所在:高原町・狭野神社
幹周:396cm 樹高:27m

右〔狭野の杉並木
 同所の参道に沿った並木で、鹿児島藩主島津義弘が慶長5(1600)年に家臣の新納忠元に命じて植えさせたものです。
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〔つづき〕以前は百数十本の並木でしたが、台風などによって現在では十数本を残すだけになっています。(国指定天然記念物)

右〔狭野のムクノキ
樹種:ニレ科ムクノキ
所在:同所
幹周:625cm 樹高:28m
指定:県巨樹100選
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左〔栗須小のセンダン
樹種:センダン科センダン
所在:野尻町・栗須小学校
幹周:495cm 樹高:17m
指定:県巨樹100選

右〔大沢津のオガタマノキ
樹種:モクレン科オガタマノキ
所在:野尻町三ヶ野山
幹周:575cm 樹高:13m
指定:町天,県巨樹100選
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