国富町の北部にある八代小学校と八代中学校の間を縫う町道を北西にほぼ直線に走ると、広い台地に1本のサクラが見えてきます。小さな塚の上にあり、
地元の人々は古くから神木として崇めているといいます。根元に、長寿招福を祈って一夜を明かすという「庚申講」を記念して建てられた「庚申塔(石碑)」があります。
「庚申講」は、中国の道教に由来していて、60日に一度の庚申の日に行われてきました。石碑には、寛文13(1673)年と刻まれていて、歴史を感じさせます。
サクラは、地元では「大坪の一本桜」と呼んで例年3月下旬に満開になり、わずか数日の間ですが、カメラを携えた多くの人々を迎えます。
樹種:バラ科ヤマザクラ
所在:宮崎県国富町大字八代南俣
幹周:410cm 樹高:13m
樹齢(伝承):150年
撮影:2004.3.28 & 2005.4.3 |