ノカイドウ(野海棠)
  •  樹種:バラ科ノカイドウ
  •  所在:宮崎県えびの市えびの高原
  •  指定:国天然記念物
  •  撮影:2004.4.29
 霧島山を通る道路が分水嶺を越えると、いつも多くの観光客や登山者で賑わいを見せる「えびの高原」です。 ススキの穂が出るころ山並みが海老色に輝いて見えることから「えびの」と呼ばれるようになったと言います。
 えびの高原には、ここでしか見ることができない、まさに「世界にひとつの花」ともいえる希少植物のノカイドウが分布しています。 ノカイドウはリンゴの仲間で、5月初旬わずかに紅色を帯びた白い花を咲かせ、秋には直径7〜9mmの赤い実を結びます。 つぼみが開くころが最も美しいとされています。
 付近に棲息する野生鹿の食害や、心ない人の盗掘によって減少し、現在生きているのはやっと300本ほどです。 私たちは、鹿の害から守るためにネットを張り巡らしたり、種を採取して苗を育て、少しでも増やすことができるように努力しています。




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